並行宇宙へのシフト

オカルト好きが集まるオンライン飲み会で、こんな話を聞いたことがある。自分の記憶と人の記憶が全く食い違っている時がある。そんな時は並行宇宙へのシフトが起きたのではないか?という話。並行宇宙へのシフトは個人のレベルでランダムに起きるという。

今日、目白にある耳鼻科に行って580円を支払おうとした。小銭入れから50円と10円三枚見つけ出し、500円玉がないので、1000円札を取り出して、現金皿に置いた。

500円玉がおつりとして返ってくるだろうと予測をしていたら、450円がそこに置かれた。「私、1030円を出しましたか?」「はい、そうです。」と事務員の女性が不思議そうに答える。

納得はいかなかったが、50円でもめるのも、どうかと思い、「そうですか」と帰ってきた。

小銭入れを見た時に、しつこく500円玉を探したので、50円玉が2枚入っていてその1枚を出したことも覚えている。おつりを戻す時に小銭入れを確認したら、50円玉は1枚しか入ってないことを確認をした。

どう考えてもおかしい。少なくとも鮮明な記憶と相手のいうことが合わない。

普通に考えれば、事務員のお姉さんが勘違いをしたということだが、彼女はなんの疑いもなく、1030円だと答えていた。今日の1日の売り上げを集計すると後で勘定と現金が合わないことも十分にあるだろう。

あとは、私の勘違い。50円玉の数は記憶と合致するので、全く納得はいかないのだが。

ここからは、オカルト好きならではのお話になる。私には1080円を払ったという明確な記憶がある。しかし、他人の記憶では1030円である。これが以前に聞いた並行宇宙(パラレル宇宙)へのシフトが起きたのではないか?と。

自分自身はあまりこういう経験に心当たりはないのだが、うちの長男が小学生の時に自分は以前にシャコを釣ったという。私の記憶でも、次男の記憶にもシャコが釣れた記憶はない。夢でも見たんじゃないの?という笑い話になった。

長男は私とは比べ物にならないほど、記録力がよい。また、本人がその時のことを詳細に語ったので、なんとも違和感があった。

もしも、並行宇宙へのシフトというのが起きる事例があるとすれば、私の中では長男のシャコ事件がそれに近い。

今回の目白おつり事件であるが、ついさっきの出来事でリアルタイムに記憶と現実にブレがでた。もちろん、事務員の間違いの可能性は十分にあるのだけど。

仕事をやっていて、部下や作業員がミスを起こすということが起きる。その場合も、まれに本人がやったという記憶や記録(チェックシートなど)と結果の現実が食い違っていることがある。なんでそんなことが起きるのか、まったく説明がつかないので、結局のところは人為ミス扱い風になる。

あれの一部にも並行宇宙へのシフトが起きたのだろうか。

まあ、現実的常識的にいえば、本人の思い違いで済まされてしまうのだが。

私は未来のリーディングをすると全く当たらないが、その理由のひとつとして、時間が進むと、ある時点からまったく未来の波動が変化する時がある。そのタイミングがいつ来るかわからないので、未来予知は無駄だと理解をしている。

その人が今の並行宇宙にいる時にはある程度の運命の道筋はあると感じる。しかし、並行宇宙にシフトをしたタイミングでは今が変わるので、未来も一緒に変る。その変化については、個人的見解では本人の運気(エネルギー)によって、遷移する並行宇宙の内容が違うのだと思っている。

運がいい人は運のよい宇宙へ遷移するし、運の悪い人はそれなりの宇宙へ遷移する。そこは波動共鳴の法則が働くのだろうと。

これも私のストーリーの設定に過ぎない。非二元モードから見てしまうと、すべてはあって、すべてはないものである。運命の法則などない。

まあ、それでは人生がつまらないと色付けがされているのがストーリーである。これは私の世界の話で、あなたの世界にはあなたの味付けがあるのだ。