ドラマ 7人の秘書 第2話 ネタバレ

新番組の「7人の秘書」は江口洋介が率いるいろんな会社にいる秘書が、世直し的に悪党をやっつける、現代版の必殺仕事人のようなドラマ。

もちろん、人は殺さないが社会的に抹殺をする。

第2話は銀行で新しく秘書室長になった杉田かおる演じる女性が権力を振りかざすのをやっつけるお話だった。

この室長様、頭取には良い顔をし、部下をイジメ、ネットにデマをばらまく。部長会では頭取への取次は茶坊主のように自分を通すようにさせ、権力を我が物にしようとする。

この人も見事なサイコパスタイプの人である。まったく、自分が悪いとは思わず、良心や罪悪感はない。自分の欲望のためには人がどうなろうと全く気にもしない。

たとえば犯罪を犯したサイコパスを罪人として、改心をする機会を与えても意味がない。反省をして、改心することはないし、人間は良心と罪悪感がないとそういう芸当はできないのである。罰を与えて反省をさせるのが前提の現代の法務制度は反省という概念を持たない彼らの対処には全く役にたたない。

最後は悪事が明るみにでて、社会的には抹殺され銀行を辞める羽目に陥る。痛快な話であった。こういう駆け込み寺があったら、私も駆け込みたい。