サクラダファミリア

スペインにあるガウディが作り始めて130年間作り続けているという教会施設がサクラダファミリアである。機会があれば、一度見に行きたいものだ。

サクラダファミリアは独特のデザインであるが、人は分断されており、人の作るものは境界が存在するが自然には境界がない。自然的なデザインにより、人と人の融合を望んだとか。

ガウディは街中に鐘の音を響かせたいと考え、建物の独特の形状は鐘の音が増幅するような音響装置の役割を果たすように作られている。

もともと、鐘を鳴らす意味は波動の浄化にあると私は理解している。寺の鐘、仏壇のお鈴、神社の鈴や太鼓、銅鑼、チベッタンベルなども同じである。場の気の浄化をして、祈りの環境を整える。

毎日鐘の音を街に響かせて、街中の波動を浄化をしようというのはすばらしいアイデアである。日本でも昔はどこのお寺も鐘を毎日打っていた。その響きに感じいる所がある人もいたと思うが、今どきは音がうるさいということで、除夜の鐘すら鳴らせないことになっている。

波動が下がっている人はそもそも浄化の鐘を嫌う傾向がある。鐘の音に目くじらを立てる人が増えているのは、そんな人が世の中で増えているのかもしれない。