アメリカ大統領選挙

11月3日にアメリカ大統領選挙が行われた。日本時間で5日の朝になっても、選挙結果は出ず、開票に時間がかかっている。

4年前に自分のことしか考えないサイコパスのトランプ大統領を自分たちのリーダーとして選んだアメリカ合衆国の国民が次は誰を選ぶかというのは世界中が注目をしている。

事前の予測ではバイデン氏が有利という見込みも伝わってきたが、開票の様子は拮抗している。前回もトランプ不利との予測をはねのけて当選をした。

サイコパスとその一派は、用意周到でトランプを支持するなんて口には出さないステルス戦法にでる。それが事前予測とは違った結果になる原因であろう。今回も、汚い手も含めてトランプが勝ってしまう可能性もある。

さらにバイデンが僅差で勝ったとしても、郵便投票の無効を訴えるなど、場外乱闘(法廷闘争)に持ち込むような掟破りも平気でやるところがトランプ氏がサイコパスである証拠であろう。過半数票を取ってもいないのに勝利宣言をするなど、やりたい放題である。彼らの辞書にフェアという文字はない。

トランプ氏が大統領になれば、実体経済とは解離しながらも株価を維持して経済は回すであろう。もちろん、バブルを作ればその後がどうなるかはわからないが、そんなことをサイコパスは気にしない。しかし、金のためなら、世の中がどうなろうと知ったことではない人はトランプを支持する。

片方で、バイデン氏はトランプでないという一点が評価をされている政治家と揶揄される。だが、トランプでないことは重要なことだと私は思う。

現実を見ると金のためには何でもやるべき、生きるためには必要悪はやむを得ないという、他人をないがしろにする連中がはびこる世界が続いてきた。

アメリカで今行われているのは映画アベンジャーズのように、「他人を蹂躙しても平気な人々」vs「それに抗うする人々」の戦いである。サイコパスとサイコパスを支持する人々は長年の主流派なのである。それが世界で一番大きな経済大国で転換するか否かが問われている。

もし、トランプが負けることになれば、少しだけ世界が変わったことをアメリカは世界に表明することになるだろう。それはアメリカに住む心ある人々の勝利である。

そして、それを私は望んでいる。アメリカの心ある人々の健闘を祈りたい。