シータヒーリング

ヴァイアナ・スタイバルの著書シータヒーリングを読んでみた。

ヒーリングメソッドとしては大変有名なのだが、お高いセミナーに行かないと知ることができないと思って、内容については知らなかった。本を図書館でたまたま手に取る機会があり、読んでみた。

シータヒーリングはとても呪術的な方法というのが第一印象だ。

ヒーリングの一般的なイメージは、自分の持つエネルギーを対象者に与えるような形である。そんなことをしたら、ヒーラーがすぐに気が枯れて、穢れてしまう。慣れた術者ならそんなことはしない。

健康気功の延長の気功師は自分のエネルギーを使う人もいるが、呪術色の強い仙道ではどこかからエネルギーを持ってきてヒーリングに使い、自分のエネルギーはまったく使わない。

シータヒーリングは創造主や神に命令をして、対象者を癒してもらう。術式としては私が昔から使っているものとよく似ている。

レイキは伝授の際に設定してもらったリソースからエネルギーを持ってきて自分を依代にして、対象者にエネルギーを与える。マントラとシンボルを使うと設定通りにオートマチックにエネルギーが流れる。

レイキティーチャーになれば定型の手順で伝授はできるが、リソースが明示されてはいないし、設定の自由度はない。

シータヒーリングは自分が創造主へ勅令を発して、創造主からエネルギーを流してもらう。ヒーリングをするというより、ヒーリングを依頼してその進捗を確認する役割となる。

シータヒーリングがやっていることは、私にはとても馴染みやすい。

この本の優秀だと思うのは、セルフヒーリングでさまざまな心理ブロックを解除していく方法が書いてある。それをOリングテストで確認していきながら、解除のコマンドを作っていくと効果的だ。

シータヒーリングは多くの病気に対応をするようだが、メンタルな問題を持つ人のセルフカウンセリングにも大変有効である。

シータヒーリングではヒーリング自体は創造主任せなのだが、癒しが起こることを確認して証人となることが重要なようで、判定する感覚が重要視されるようである。

たいして何にもできないが、気の目利きだけは得意な私には相性が良いかもしれない。(笑)

USPT、ホ・オポノポノ、シータヒーリングはそれぞれ方式は違うが、自分の中にある心理ブロックの大元となる記憶を統合したり、修正、解放に役立つ。

自分に合った方法を使うと良い。

USPTは小栗先生が霊能者のヒーリングメソッドを応用して組み上げたので、この3法はどれも作法は違うがとても呪術的である。

シータヒーリングは分厚い本なのでまだ途中であるが、頑張って勉強してみたい。今まで修得したことを体系的に再整理するには良い本である。