献血で若返る?

最近、年齢の話題をして「年齢の割には若く見えますね」と立て続けに言われた。3回ぐらいだろうか。

もちろん、お世辞もあるだろうし、社交辞令であろうが、それでもうれしくはある。40代半ばの同僚が自分と同世代と思っていたようで、年齢を言ったら絶句していた。

コロナ禍でますます運動から遠ざかり、体に良い事はしてあまりいないので、若く見える要素がない。白髪も多いのでむしろ違和感がある。

そこで、ふと思ったのが、それがすべて献血をした後なのに気づいた。その前に、そのフレーズを聞いたことはない。

瀉血のように血を抜くと健康になるという噂はある。

瀉血は「悪い血」(末端の流れの悪い滞りのある血)を吸い出すのだが、静脈から抜く献血とは全くの別物である。血は真っ黒でドロドロになるという。そもそも、瀉血の血など輸血に使える訳もない。

献血の400ccは結構な出血になるので、体としては失うと非常事態となる。体としては原因不明な血液量の減少が生じて、血液の緊急増産体制を敷く必要がある。

当然、体としてはのらりくらりはしておれず、普段はやらないぐらい速やかに真新しい血を作る。

それはある意味で体に負荷を掛けており、若返るのかもしれない。

まあ、あくまで仮説に過ぎないのだが、もし定期的に献血をすると、何か若返るのであれば試してみす価値はあるかも。

信じるか信じないかはあなた次第ですね。