過去を変えれば「うつ」は治る 佐藤康行

ysメソッドというメンタルケアの方法を編み出した佐藤康行さんの本を読んだ。

「うつ」の原因は記憶にあり、つらい記憶を手放すことで3ヶ月でうつが治るという。

私自身がUSTPを使ったカウンセリング、セルフカウンセリングをして約3ヶ月で激変したので、期間的にはまんざらでもない線である。もっとも、それに到達するまでに足掛け20年近くかかってはいるが。(笑)

私は過去にUSTPの手法に先祖・遺伝子の記憶を加えて勝手にUSTP改と称して取り組んだセルフカウンセリングは3か月ほどで劇的効果を生んだ。

ysメソッドでも、現世の記憶、前世、先祖の記憶を呼び出して手放していくので、基本は同じような取り組みであろう。

USTPカウンセリングが受けられるクリニックは限られており、ysメソッドのクリニックが近くにあれば、メンタルで苦しむ人には朗報になるはずだ。

自我は記憶とその時の感情がバインドされたファイルデータベースのような代物だと思っている。だから、過去の記憶とその時の感情や受け止め方を変えていくことで、自分というものを楽にしていくことは可能である。

USTPやysメソッドでなくとと、ホ・オポノポノのクリーニングやシータヒーリングでも可能な取組であり、本人に合った手法で取り組めばよい。

以前にも書いたかもしれないが、私は気功師のため、過去の記憶の呼び出しによる浄化には以前から取り組んでいた。しかし、なかなかうつの改善には至らなかった。USTPから学んだのは「浄化」ではなく「統合」というキーワードに出会ったことで、激変した。

「浄化」では邪気にエネルギーを送って、正気に変換をしようとしていた。ある種、自分の一部を消滅しようとしていた。「統合」では分裂した自己(解離、トラウマ)を自分の中に受け入れ受容することだ。

トラウマは自分自身であり、自分を切り捨てることはできないので、統合による受容の方が意味がある。

1回目のカウンセリングの際にその差異に気づいた瞬間に、自分の中のつらさを手放していくことができていることに気づいた。

これは○○メソッドでなくとも、自己流でも可能な話である。

言葉にしてしまうとなかなか伝わりにくいのだが、この話が誰かの参考になれば良いなと思う。