くじ運の違い

うちの家族でも、くじ運は全く違う。なぜ、こんなにも違うのだろうかと思う事があった。

PlayStation5というゲーム機は発売して1年も経つのに未だに抽選販売をしているらしい。これがなかなか当たらないという。

ネットでは転売価格として10万円もするが、転売屋が抽選に参加することもあり、ますます当たらない。

ゲーム好きの弟がSNSで「全然当たらない」と呟いていた。私も昔からくじなんて当たったことがないので、その気持ちはよくわかる。

ところが、久しぶりに単身赴任先から自宅に帰った時にPlayStation5があったのを思い出して、息子に聞くと「抽選に当たったから買った」、兄弟でバイト代を合わせて買ったらしい。

「おじさんが当たらないと嘆いてるので、申し込んであげて」というと「わかった、でももっと早く言えば良いのに。実は2回当たって1回目はお金がなかったから見送った」という。

片方でなかなか当たらないと言ってるものが一方では2回も当たってる。こんなことがあるんだなと思う。

もちろん、運の使い方は人それぞれなので、弟は別のことに運を使っているのだろう。

さて、息子は叔父の為に3回目を当てられるのだろうか。昔からくじ運は本当に良い。人には向き不向きがある。

私も運は悪くはないのだが、追い詰められた時に事態が好転して最後は帳尻があうような運であり、良いこと尽くめの運にはならない。きっちり、スリルを味わう羽目になるのだから、運が良いのか悪いのか。終わりよければ全てよしとしよう。