旧二日市保養所跡

clubhouseで聞いた話だ。特別養護老人ホームむさし苑の敷地に、水子供養塔がある。戦後にロシア引き上げで帰ってきた多くの女性たちが堕胎手術を受けた場所であると聞いた。

場所は福岡の自宅の近くで前をよく通るのだが、そんな話は初めて聞いた。

ロシアで強姦をされて帰ってきた女性たちが、自宅に帰って外国人の子供を産むわけにはいかなかったため、やむを得なく行われたという。

そこに供養塔を建て、今でも祀ってある。

近くに住むのもご縁であるので、単身赴任先から帰る時にお参りをしようと思って年末に帰った。

昨日、clubhouseでその話を聞いた人とたまたま話す機会があり、やっぱり導かれているねと思った。

悲惨な出来事を聞き、水子供養塔と聞いてあまり良い印象はなかったので、防御結界を全力で張って出かけた。

しかし、その場は霊的にはさほど悪くはなく、比較的に穏やかな場であった。これより場の悪いところは他にいくらでもある。ただ、人の思いとしては悲しみがたまってはいる。

水子供養塔に微力ながら、安らかに眠るように祈りを捧げてきた。

このような悲劇が今後起きませんように。