国立歴史民俗博物館

千葉にある博物館にオカルト好きの友人たちと行った。その時は特別展示で陰陽師展をやっており、皆さんはそちらが目当てだった。

私は常設展に縄文土器があるというので、そちらが気になった。

京成佐倉駅からしばらく歩くと佐倉城跡に博物館はある。都心からは遠い。

縄文土器の写真集を見たことがあるが、その波動のパワフルさに圧倒され、是非とも間近で見たいと思った。古代の第一展示に縄文土器群はあった。

私からすると感動的な波動のパワフルさである。冬の気候になったのに、前にいると汗がでそうである。また、展示している土器、土偶の数が多く、有名な土偶が数多く展示されている。実に素晴らしい。

縄文時代の次に弥生時代の展示に移る。こちらも、銅鐸、弥生土器、土偶、埴輪などが展示されているが、波動は全く様変わりする。

土偶や埴輪は呪術的な要素があるのたろうが、扱う人々が違ったのだろう。弥生人は現代人と同じような負のエネルギーも強い。実にその対比は面白い。

展示を進むと福岡の沖ノ島の神殿のレプリカとオホーツク文化の土器の展示があった。こちらは縄文土器と同じ匂いがする近く強さがあった。

その後、中世、近世と続くのだが、時間の関係で、特別展示の陰陽師展に行った。こちらは想定通りだが、天文。占い、暦そして呪術関連の展示があった。とりたてて、ヤバいものはなく、呪術関連の展示はもんだうのなさそうな物が並んでいた。

陰陽師が初期は仙道、道教の影響が強く、時代が進むと密教、修験道の影響が強いことがわかる。

陰陽師というのが日本の呪術の歴史で一番表に置かれたのと、その他の呪術を歴史から消すための隠れ蓑にしてきたのでは?などと何となく思った。

国立歴史民俗博物館は教科書に載っているような誰でも知ってそうな有名な歴史的展示が数多くあり、詳しくみていくととても一日では回れない。通常展示だけだと大人600円で入れる。遠いのが難点だが、また行ってみたい。