冷え性と個性的な対処策

40代の頃、私はひどい冷え性に悩まされた時期がある。健康オタクなこともあり、さまざまな方法を試した。アイロンを使った温熱療法やツボ療法、食事療法など諸々であった。

何をやっても治る気配がなく途方に暮れていた。脚が冷えて冬は痛みすら感じた。夏でもズボンの下にステテコを履き、上着はかかせなかった。冷えを感じるだけでなく体温が35度台になってしまい、36度台に上がらない。体温が低いとガンになりやすいというが、免疫が働きにくくなるのは間違いない。ガンだと体温は下がるという。

体温については今の世の中的におかしいと思うのだが、日本人の平熱は36度後半だと思っていた。しかし、息子が小学生だった時に他のクラスメートが35度台の子が多く、うちの息子たちは36度台だったので、逆におかしいと言われて、変ないじめられ方をされていたほどである。元々体温が高いはずの子供が体温が低いというのは日本はある意味終わっていると言わざるを得ないのだが、運動不足などのせいだろうか世の中は狂っていると思っていた。

そんな時に「ノーパン健康法」という本を手に入れた。大昔に北海道のラジオで爆発的人気になった健康法である。体を締め付けないことで、驚くほど健康になるという。なんでも試してみる私はそれを読んで、寝る時には浴衣の寝間着を来て、ノーパンで寝ることにした。

するとしばらくして体温が36度台になったのである。ただ、寝る時はそうでも日中はパンツをはいて体を締め付ける、また夜は寝間着がはだけてしまうので、あまり都合がよろしくない。それでフンドシを履くことにした。ノーパン健康法ならぬ、フンドシ健康法である。自分で発想をしたことではあるが、後に調べるとふんどしファンというのは男性のみならず女性にもいることを知った。誰でも考えることは同じである。

ただ、私の冷え性は頑固であり、それだけでは改善しなかった。一旦は36度台に上がった体温がしばらくすると35度台に戻ってしまう。ここからはオカルト手法に突入していく。

まったく別のことで、先祖供養をした時である。それをしたら、なんと即時に36度台に体温が上がった。 なぜだかわからない。 それで、直系10代ぐらいの先祖を名前もわからないがとりあえず浄化をしてみた。それでしばらくは体温が36度台にあった。それでもまた1カ月ぐらいをすると下がってくる。次は、父方直系だけでなく、母方、さらには妻の父方、母方の先祖までとりあえず10代を先祖の浄化をした。これでもまた1か月ぐらいすると35度に下がってくる。仕方がないので、先祖に関係する者を定期的に浄化するとその場で36度台に体温計が上がる。悪い夢を見ているようだが、実際に測るとそうなった。

それを半年~1年やったころ、私の体温は36度台に安定をした。なぜかはさっぱりわからない。霊能力者であれば先祖の霊とでも会話をしてわかるのかもしれないが、私はそこまで細かくはわからない。私は普通の人にもある気の感覚が少し鋭い常能力者にすぎない。

フンドシ健康法の話は人にするのだが、先祖供養で冷え性を解決した話はおいそれと話す相手もいない。話した所で活かせる人も少ない。このブログでのほとんど未公開のノウハウである。(笑)

今はそんな面倒なことをしなくても、36度5分ぐらいの体温は常時あり、冬でもパッチを履く必要もない。ありがたいことである。あれがなんだったのか?今でもさっぱりわからない。

私は今でもフンドシを愛用している。(笑)