ミャンマーはSNSを遮断したとニュースにあった。
それを見て、ミャンマーにいる友人にLINEメッセージを送ってみた。すると、即答でまだつながると返信が来た。彼は自宅待機を余儀なくされている。
Facebook、Twitter、Instagramのような大手SNSは遮断されているが、LINEのようなローカルなSNSは遮断されていないようだ。
ミャンマー人は人口の半分ぐらいがFacebookを使うらしい。Facebookについてはむしろ日本より進んでいる。
軍部がSNSを警戒するのもわかる。2010年代のアラブの春でデモや暴動が連鎖的に発生したのはTwitterが発端であった。
いくら武装している国軍とはいえ、民衆の一斉放棄が起きたらひとたまりもないし、民衆の敵になってクーデターの成功はない。
友人にLINEのテレビ電話はできるかというとすぐに着信はきたがセッションが取れない。通話のポートは止めているようだ。
WEBサービスのたくのむもURLも送ってみたが、それも通らない。
ミャンマーは通信が脆弱でビデオは通らないのではと思ったが通話自体も制限されていた。
まあ、LINEメッセージが通る間は安否の確認はできる。
世界中がネットでつながる時代に、ミャンマーは逆行をしている。これはある意味、人類にとっても退行といえる。
日本における武力支配は第二次世界大戦の一時期を除いては、江戸時代まで遡る。
歴史にとっての位置付けはともかくミャンマーの国民にとって良い方向に向かって欲しい。また、早く外国人を解放して欲しいものだ。