太鼓と鐘の効能

水稲荷神社の高田富士祭りに行った。地域のお祭りである。東京では小さな神社でそれぞれ小さな祭りがある。

水稲荷の例大祭は9月なので、これは高田富士の開山の儀式のようだ。都内には○○富士という富士山を模した浅間神社を祀った人口の小山があちこちにある。近くでは尾張家下屋敷だつた戸山公園や、西新宿の成子天神にもある。江戸時代のテーマパークというところか。

縁日がでて、盆踊りなど。そこに和光太鼓という和太鼓のチームが来ていて、盆踊り曲に合わせて、鐘、太鼓を叩いている。さらには、見事なライブパフォーマンスを演技してくれた。

生の和太鼓を聴くのは久しぶりであるが、とても心地が良かった。

神道をはじめ各宗教では鐘、太鼓、鈴というのは邪気祓いの意味がある。お祭りのお囃子、雅楽、神楽で演奏されるのも、お祓いである。

プロの和太鼓集団はどちらかというと音楽としてやっているのかもしれないが、生で聴く和太鼓、鐘の音には、しっかり浄化の作用を感じた。

自分の浄化の意味でもお祭りや雅楽のイベントがあれば、行ってみるのが良いと改めて思った。

ちなみに、和太鼓の奏者は10人ぐらいいたが、どの人も憑依は全くなかった。憑依体質の人は普段から和太鼓などやってみると良いのかもしれない。あれを自宅で叩くには無理があるので、何か団体に所属した方が良いかも。

和太鼓でなく、ドラム奏者でも同じなのか?という疑問が湧くが知り合いにドラム奏者はいないので、機会があったら観てみたい。